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韓国の儒教①~韓国文化独特の儒教の教え~

      2016/07/11

近ごろ、『コスメ』『ドラマ』『カフェ』『ショッピング』のイメージが定着してきた韓国。

 

良し悪しあれども、身近に感じる人も増えている韓国。

 

色んなトレンド情報も溢れていますが、ここではちょっと、深い、もう一つの韓国についてお話しようと思います。

 

主題は『儒教と韓国』。『あ~!』なるほど納得のテーマ(笑)。

 

そうです。

韓国と言えば『儒教』。

 

最近は良く知られるようになりましたが、宗教として儒教を信仰している人は極々わずか。

(と言うより、儒教そのものが思想・学問であり宗教とはまた別ものだとも。)

 

 

韓国で儒教とは、一般常識の基礎として、自然と生活に根付いている風習といったところです。

 

さて、日本でも実は馴染みの深い儒教。年功序列や、親孝行などのよく知られた考えもありますが、簡単に儒教の教えをまとめて見ることにします。

 

【五常と五輪】

五常とは『人間の中の徳性』、五輪は『人間関係の大別』を説いたもので、五常を拡充する事により、五輪の道をまっとうする説かれています。

つまり、自分自身の精神的レベルによって、大別して5種類ある人間関係を円滑に保てるかが決まると言う話。(だと思います…(*_*))

何だか難しい話…。

五常・五輪と、専門用語だけではチンプンカンプンなので、その中身を説明していきます。

 

【五常】・・・仁・義・礼・知・信

仁・・・人を思いやること。人を愛すること。
義・・・恩に報いる。利欲にとらわれずなすべきことを成す事。(正義)
礼・・・仁を具体的な行動として表したもの。礼儀作法。
知・・・学問に励むこと。知識豊富であること。
信・・・友情に厚く誠実であること。約束を守ること。

 

これが五常の中身です。こうしてみると、本来ならばごく当たり前の道徳心である事が分かります。

 

日本でも子供の頃から、親から先生から教えられる、人としての基本。それが五常。

 

そしてこの五常を以って成されるという【五輪】とは、
父子の親・・・父と子の間は親愛の情で結ばれなくてはならない。
君臣の義・・・君主と臣下は互いに慈しみの心で結ばれなくてはならない。
夫婦の別・・・夫には夫の役割・妻には妻の役割がありそれぞれ異なる。
長幼の序・・・年少者は年長者を敬い従わなければならない。
朋友の信・・・友は互いに信頼の情で結ばれなくてはならない。

 

の5つに分けられる人間関係の在り方を説いたものです。

 

この中でも特に韓国の生活に密着しているのが、『父子の親』『長幼の序』。

 

そしてそれに対する『礼』の文化。

具体的な例を上げると、

 

・年長者の前ではタバコを吸わない

年長者の前で飲酒する際顔を横に向ける

・物を渡すときは、片手を添える

・自分の両親にも敬語を使う

・食事の際、年長者や立場が上(社長など)の人が箸を持つまで手を付けずに待つ

・目上の人が話をしている時(特に説教を受ける時)には目を合わせない

 

、等の、日本で育った私からすると、ちょっと煩わしい習慣が色々あります。

 

それから、名節(秋夕や旧正月)に行われる茶礼・命日に行う祭祀といった、先祖供養の風習もあります。

 

2016-06-30 17.15.27

 

屏風の前に沢山の料理や果物を並べ、その前にひれ伏すシーンを、ホームドラマ等で一度は見たことがあるかと思います。

 

それが茶礼・祭祀の様子。

 

日本で(特に仏教の家系では)、3回忌・7回忌と数年に一度法事を執り行いますが、儒教の中でも先祖を尊ぶ文化を重要視する韓国では、毎年2回の名節毎に供養を行っています。

 

準備する方としてはたまったもんじゃありませんが、それだけ先祖を思う情が深いと言う事でしょうね。

 

何百年も前から、生活に浸透し、それが当たり前な韓国の儒教文化。

 

何年住んでも可笑しな文化だと思うところもありますが、今でも親に対して感謝や尊敬の念を抱くという部分は、見習うべきなのかもしれません。(←自分が親になってみて感じる様になった(笑))

 

 

次回は、中国から儒教が入り、どの様に朝鮮半島で広まって行ったのか、歴史的な部分について簡単に調べてみようと思います(^_^;)。

 

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